多良岳山頂から経ヶ岳山頂をめざす。もったいないが、まずはくだらなければならない。残雪がわずかに残る斜面を慎重にくだっていく。
金泉寺。HPによると
金泉寺は、空海が平安時代の初めころ行基菩薩の遺跡を訪ね、ここに錫を留め山頂よりやや下った西側の清水のこんこんと湧き出る所に、身の丈四尺余りの不動明王と二童子立像を刻んで本尊として建立した寺である。・・・
全国にある弘法大師伝説にそっくりである。島原にちかい場所柄か、キリシタン教徒の焼き打ちに遭ったなどと物騒な来歴も書かれている。
金泉寺の横には山小屋もある。営業中。Tシャツなど販売していた。中で数人が食事をしていた。
われわれは小屋の外で昼食にした。ちょうどよい気候である。
下山中、目をひいた。アオダモの蕾だろうか。
金泉寺前のウバユリ。種をとばした跡。枯れても趣がある。
金泉寺からは多良岳と西岳の稜線を乗り越して、西の越の斜面をくだる。立派なヒメシャラが急斜面で頑張っている。
さらにくだると、やや小ぶりながら奇異な枝振りのヒメシャラ。根方の土が浸食された結果だろうか。
ここらあたりからはトラバース道(巻き道)となる。
西岳の東北斜面の岩場。氷柱がさがっている。
笹ヶ岳、中山峠を越えて急斜面を登ると、経ヶ岳山頂である。山頂付近のマンサク。
山頂から多良岳方面をのぞむ。
下山中、目をひいた。アオダモの蕾だろうか。
こんかい、怪鳥会初参加の女性弁護士もまじえての山行。新しい風が春を予感させた。
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