カタクリ,ヤマシャクヤクを訪ねての旅,2日目です。
ヤマシャクヤクは,十種が峰の谷筋に咲いています。
むずかしいですが,十種はとくさと読みます。
十種ヶ峰は,JR徳佐駅のちかくにあります。
新山口から津和野にむかう途中,津和野のすこし手前の駅です。
鉄道の旅も悪くないのですが,寂地峡から新岩国,新岩国から新山口,新山口から徳佐への移動がたいへん。なので,去年から車で中国山地をつっきる方法によっています。
途中,のどかな田園風景がひろがります。田の畦に,シバザクラが植えられているのが珍しく見事です。
十種が峰の登山口は,神角(こうづの)といいます。山の西側にあります。そこから,ヤマシャクヤクが群生する谷を登り詰め,山頂から周回するルートになっています。
登山口の駐車場では地元の人たちが総出で出むかえてくれ,つけもの類やアンコ餅などを売っています。普通,登山口では山に登れるかどうか緊張するものですが,行楽気分全開です。
他のパーティを抜いたり,抜かれたりします。家族連れもいます。
谷あいに入っていくと,キツツキが樹を叩いていました。子どもたちが大はしゃぎしていました。
ヤマシャクヤクが群生する谷は,急登でガレています。なんでこんなところにと思いますが,このような厳しい環境であるからこそ,ヤマシャクヤクが他の植物と競合せずに群生できるのでしょう。
もうほんとうに一目で百株が目に入るくらい群生しています。酔いそうです。
ここ5年ほど毎年訪れています。いちどは訪れる価値があります。みなさまもいかが?
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