「平清盛」がゆかりの神戸市や兵庫県の観光に
どれだけ貢献できるのか?
地域観光の最大サポーターをチームの代表が試合開始早々
観客そっちのけで口汚くののしるというのはいかがなものか?
みたいな話を
きのうしました。
でもふつうに考えると自治体のトップがなぜNHK大河の演出に
口出しするのか?という疑問があります。
そこをすっきりさせたければ、おすすめの一冊があります。
有川浩さんの『県庁おもてなし課』(角川書店)。
昨年末、『ヒア・カムズ・ザ・サン』のながれで
さかのぼって読みました。
お役所意識のなかなか抜けない某(高知)県の観光振興部門と職員が
観光客をおもてなしできる部門・部員に成長するさまを描いたもの。
自治体も、上から目線の箱物行政ではやっていけず
民間並みのおもてなしの心が必要な時代らしい。
もちろん、いつもの有川さんらしい
2組の男女の交歓も描かれています。
そういえば、昨年は5つくらいの結婚式におよばれし
「おもてなし婚」の流れを実感しました。
われわれの時代は新郎新婦はいっさいしゃべりませんでした。
ところがいまは何度でもしゃべります。
それは参加者に祝ってもらうだけでなく
新郎新婦が参加者をおもてなしする必要があるからだとか。
花嫁花婿でさえ、おもてなしの心が必要な時代であれば
法律事務所もうかうかしてられませんねぇ。
ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳
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