秋の七草は,ふるく
山上憶良の万葉集歌(巻八)に由来。
秋の野に 咲きたる花を 指折り
かき数ふれば 七種の花
萩の花 尾花 葛花 なでしこが花
をみなへし また藤袴 朝顔が花
むかしの人は,秋の花が咲き乱れる野原を散策して
歌を詠んでいたらしい。
秋の七草の覚え方は
「お・す・き・な・ふ・く・は」
まずはクズ (葛)。
マメの仲間,つる性の多年草。
原田に五郎山古墳があり
そのまわりに咲いていました。
というか,手入れのしていない荒れ地には
たいがいクズが繁茂してますね。強烈な成長力を感じます。
秋の七草は、それを摘んだり食べたりするものではなく
眺めて楽しむものとされる。
でもクズって
食べられますよね。
くず餅,くずきり,葛湯…
おいしいものばかり。
くず粉は
肥大した根っこに含まれる澱粉をとりだしたもの。
名前の由来も,かつて大和国の国栖(くず)が
葛粉の産地であったことから。
花言葉は,活力,芯の強さ
と治癒。
治癒は
クズが薬にもなることから。
漢方薬の葛根湯で
発汗作用・鎮痛作用があります。
弁護士 浦田秀徳
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