さだまさしさんと一緒に酒を飲んで(私は飲めませんが)
あまり話があうとも思えません(失礼)。
ですが、『解夏』、『眉山』と彼が原作を書いた映画は
きらいではありませんでした。
『眉山』などは、四国剣山に登るついでに
徳島市まで足を伸ばし、眉山に登ったくらいです。
ま、たんに主演の松嶋菜々子さんが好きなだけでしょう
と突っ込まれれば、そうかもしれませんが。
眉山は名前のとおり標高290mのなだらかさ
ロープウェイもあって気軽に登れます。
ですが、山のまわりには散歩コースがあって
ここをぐるぐる歩くとほんとうにいい感じです。
『眉山』では松嶋菜々子さんの母・咲子(宮本信子さん)が
献体を希望されます。
そのつづきでしょうか
映画『アントキノイノチ』も、命のつながりがテーマに。
人は心の傷をどのようにして癒すのか?
うつ病からどのようにして快復するのか?
主人公は、死者の引越屋さん(もちろん遺族の依頼ですが)
で働きます。
私も、店子さんが行方不明になったとして
家主さんに頼まれて建物明渡しの強制執行をします。
ゴミなどが乱雑に散らかっている家がおおいのですが
きれいに片付いた家もときにあります。
そのような仕事をしながら
なにがしか考えさせられます。
主人公の同僚も心に深い傷を負っています。
彼/彼女らの人間的な交流をつうじて快復がはかられていきます。
ま、いくつか納得できないところもありましたが
お約束どおりに泣いてしまいました。
P.S.
チケット売り場で入場券を買う際、ちょっと緊張して
「アントキノイノキ1枚!」と言ってしまいました。
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