先週から九州大学法科大学院(ロースクール)の大学院生が
エクスターンシップで当事務所に研修に来られています。
エクスターンシップというのは、ロースクールにおける座学
だけでなく、法律事務所で実務を学習・体験するというものです。
先週来られたO君は社会人経験があり
なかなか頭も切れるし人格者でした。
毎日、その日に学んだことをレポートしてくれるのですが
その中には、事案の概要や対処だけでなく、寸評もあります。
なるほど、私のアドバイスはそういう意味もあったのかと
逆に気づかされ、こちらが勉強になります。
講義形式にないOJT(On the Job Training)の醍醐味は
そういうところにあるのかなとも思います。
法律家の卵である司法修習生をお預かりするのとは異なる
緊張感があります。
司法修習生の場合は、司法試験には合格しているので
実務家としての練習みたいなものです。
エクスターンの場合は、1年後、あるいは2年後の司法試験
合格に向けて勉強中ですから、その刺激と励みになればと思います。
彼が司法試験に合格って、一緒に仕事ができる日が早くくることを
心から祈っています。
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