キンシバイ?
博多弁?禁止ばい?
いやいや金糸梅
花木の名前です。
オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木
ウメの花に似て、金糸のような雄しべがあることから。
早良区百道にある福岡拘置所へ、被告人に面会にいく途中に
咲いていました。
拘置所は起訴前の被疑者、裁判中の被告人が逃亡したり
証拠隠滅をしたりしないようにするための身柄拘束施設です。
刑が確定すれば(実刑になれば)
刑務所へ身柄は移されます。
一般面会と異なり、弁護人としての面会(秘密交通権)は
憲法上保障された被告人の権利です(憲法34条、37条)。
そのため、入所、待合室、面会室、面会方法(立会いなし)も
一般と異なる配慮がなされています。
一般面会室では、拘置を受けている方々の家族や友人がたくさん
順番を待っています。
最近は弁護人面会控え室も弁護人がいっぱいです
世の中が不景気になると、犯罪が増えるからでしょうか?
いま現在、控訴中、上告中の各被告人、起訴前拘留中の被疑者を
計3人担当しています。
待っていると、名前を呼ばれ
複数ある面会室のひとつに入ります。
遮蔽のガラス越しに詳細な打ち合わせをおこなうのは
重労働でつかれます。
長時間の面会を終えて帰途につくと
キンシバイが待っていてくれました。
花言葉は
悲しみを止める、秘密、煌き
われわれの活動が、いくらかでも悲しみを止め
人生の煌きを取り戻すためのよすがになればいいのですが。
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