薬害肝炎解決3周年記念集会が福岡で開催されました。
22日(土)ガスホールにて14時から17時まで
東京以外での開催は初、寒いなか
全国から150名の原告らが結集しました。
これまでは政治にアピールする集会でしたが
こんかいは内部の結束をかためなおす集会でした。
まずは肝臓専門医のF先生による
最新知見に基づく医療講演会。
一律の出たとこ勝負てきな治療から
患者ごとのきめ細やかな個別治療への変化がうかがえます。
つぎに、たたかいの歴史をふりかえるスライド・ショー
原告らによる心揺さぶられる叙事詩でした。
冒頭「おくりびと」のテーマ音楽(久石譲さん)がチェロで
流れるともう胸がいっぱい。
提訴、団結、支援・運動、判決、国会要請、政府要請など
厳しい局面ごと当時に連れ戻されました。
会場のあちこちからは
当時を思いかえすのか、すすり泣きが…。
17時30分からは場所をうつして、心あたたまる懇親会
芸達者な面々による素晴らしいショーが展開されました。
懇親会場ではF先生が個別医療相談に応じていただき
食事できないほど相談者がひきもきりませんでした。
医療情報には比較的おおく接しているはずの原告団でさえこの状況
ふつうの患者はさぞかしおおくの疑問・不安を抱えておられること
でしょう。
肝炎患者が安心して暮らせる社会をめざして結束を固め
今後も運動をつづけていくことを誓いあいました。
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