毎日新聞が一面トップで、難病患者支援の制度発足を目指して、厚生労働省が実態調査をおこなうと報じていました。
難病とは、原因不明の難治性の病気すべてを言い表すものです。
国の難病対策は、当初原因が特定できなかった薬害スモンへの対応がきっかけ。
72年に難病対策要綱を定め、8疾患を研究対象、うち4疾患を医療費助成対象としてスタート、
現在は、130疾患を研究対象とし、56疾患を医療費助成対象に。
しかし、枠組みから外れる難病は5000~7000疾患もあるとされます。
つまり、5000~7000疾患の患者さんたちは、診断・治療の研究対象にもなっておらず、また、医療費助成も受けられない状態のまま放置されているわけです。
難病をかかえるだけでも十二分な苦痛であるところ、将来の希望さえみえない、放置されているという疎外感はいかばかりでしょうか。
難病患者の放置は、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と定める日本国憲法25条の生存権条項に違反すると考えます。
財政事情など困難な問題が多々あるとはいえ、是非、支援制度を実現してほしいと願います。
※当ブログのコメント欄、あるいは、直接DMでメッセージをくださったみなさま、ありがとうございます。なかには、写真を壁紙にしているという嬉しい便りもありました(壁紙にしないまでも、写真をクリックしてみてください。サイズがおおきくなり違った印象になります)。
励まされます。みなさまにおだてていただいて木から降りられない状態です(子ども店長か!というつっこみが聞こえそう)。
おかげさまで世界が広がったような気分です。
熱が冷めるまで?いましばらくお付きあいくださいませ。
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